9歳のある日、突然、オールイングリッシュ環境で
相手の言っている内容が日本語に訳して理解できるようになった気がした。
さらに、その3ヶ月後、間違いなく、英語を理解できている確信が芽生える。
そして、よせば良いのに、調子に乗って、英語で答えたり、
さらにやめとけば良いのに、こちらから英語で同級生に質問したり、
果ては話しかけたりするようになった。
思った。
これは、このわけのわかんない国でも、やっていける。
9歳のときの、「うれしい誤算」だった。
今、この文章を書いてて気付いた。
うちのとっつぁん(父)も外国で製品を売りながら同じ経験をしていたんだと。
単なるわがままおやじ、だと思っていたが、なかなかやるな!と。
さらに、この文章の内容を考えている最中に気付いたこと。
なんだかやたらと大森ゼミナールの英語の授業に期待が高まって入塾者が後を絶たないのは、私が無意識に、自分が経てきた、この過程を再現しているからだ、と。
これが、本来の英語教育の在り方なのね、と妙に納得。
でもね、ここまで気付いたのは小林先生を始めとした諸先生方のおかげなんですね。
多くの先生方にも、ヒントを頂いて、やっと頭の中がまとまりつつあり、
こうして文章として形を得るようになってきています。
(つづく)
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